- 2009年5月16日
ボーヌはモレ・サン・ドニ村のワイン屋さんで買った中から、一度飲んでみたかったシャンボール・ミュジニー レ・ザムルーズをチョイス
レ・ザムルーズだったら、ルーミエとかグロとかのを飲みたいところだけど、僕が出入りするようなところでは全く見かけない&あってもえらく高いんで、手が出なかった。
ところが、モレ・サン・ドニ村のワイン屋さんでドメーヌ・B・セルヴォー・エ・フィスという作り手ながら、44ユーロで売ってたのですかさずゲット
このワインに合うかな?とオッソ・ビュッコを作ってお迎えすることに
初見
我が家では段ボールと呼んでいる香りが前面に
味の方も、思いもよらず酸味とタンニンがバラバラに主張している
「これが本当にレ・ザムルーズ?」
まぁ開けたてだからナ
ということで、しばらく放置
30分おきぐらいに一口飲んでみると、見る見る香りも味も変わってくる。
スミレという意見が大勢だった花の香り
続いてベリー系の果物を煮詰めた(ジャム?)のような香り
4時間後、果物の甘い香りは後ろに控え、スパイスの香りが前面に
味のほうも、バラバラだった味が落ち着き
酸味も柔らかくなり、暴れていた感じのタンニンもすっかり後ろに控えた感じ
こんなに変化するのを目の当たりにするのは、初めてじゃないかな?
落ち着いてきてからは、基本すっきり系の味に変身
絹のようなとまでは行かないけど、繊細な素直な飲み心地
でも、この間飲んだルーミエのシャンボール・ミュジニーに比べると、もう一つ何か足りない
媚竈でも比喩されたルーミエが妖艶な女性だとしたら、セルヴォーのは清楚な女性って感じになるんだろうか
美味しい
美味しいんだけど、うなるような感動はなかった
もしかすると、早かったのかもしれない
もう一本あるんで、時間をおいて飲んでみよう
ドメーヌ・B・セルヴォー・エ・フィス
購入価格:44ユーロ
ブルゴーニュ赤