- 2009年11月15日
Nicolasでワインを物色していたら目に付いた「羊とブドウ」のマーク
これって?
作り手を見るとバロン・フィリップ・ド・ロートシルトと書かれてる
てことは?
ということで、Nicolasで買うには高かったけど購入してみた
帰宅してからネットで調べると、あのロートシルトのもともとセカンドだったのがムートン・カデ
それが、ネゴシアン部門に移って大量生産に入ったとか
で、ムートン・カデの一つ上のキュヴェとして Réserve(レゼルヴ)が出来たらしい
このレゼルヴ、メドック、サンテミリオン、グラーヴはあったんだけど、買ったポーイヤックが見あたらない…
どうも、2005年だけ?のスペシャルキュヴェみたい
2005年なんでまだまだ早いんだろうけど、ということで早速飲んでみることに
香りは、我が家で段ボールの香りと呼ばれている草っぽさに埃が混ざっているような香り(ワイン作りのカーヴのような湿った香り)、黒系果物の甘めの香り、そしてスパイスの香りが混ざっている
香りの立ちは決して強くないけど、上品な香りの立ち
味のほうは、メルローが多いのかな?好きな系統の味
フルボディ!なんだけど、喉ごしは意外とスッとしてる
タンニンも控えめ
飲んだ後に、口の中全体に嫌みを感じないタンニンが残る
万人の好みに合わせるように、アッサンブラージュされているのかな
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランで作られているようなんだけど、比率についての記述は無し
なかなか美味しかったけど
悩ましい
ここまでの値段を出さなくても、同程度に美味しいボルドーはあるんじゃないかな
コストパフォーマンスとしては、ちょっと考えさせられる
購入価格:18.60ユーロ
ボルドー赤