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Gewurztraminer Cuvée Laurence Clos des Capucins 2006

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Domaine Weinbach
アルザス白


  • 2009年8月28日

夏休みにアルザス旅行に行った際、訪問したドメーヌ ドメーヌ・ヴァインバックで試飲〜購入したワインから一本ゲヴュルツトラミネールを

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我々の応対をしてくれたMme Fallerが試飲の時に「スパイス系の食事にも合うわよ」と言っていたのを思い出し、夕食のクスクスに合わせてみた

冷蔵庫に入れていたので冷やしすぎは分かっていた
(セラーは赤に温度を合わせているので)
でも想像を裏切って(?)、抜栓直後から華やかな柑橘系フルーツを煮詰めたような甘い香りが立っている
冷えてるのにこんなに香りが立つとは思わなかった

色はちょい薄めの飴色

時間が経つと香りが変化してきて、柑橘系の代わりに木とかマッシュルーム、土の香りが支配的になってくる
木の香り、マッシュルーム、土の香りは、ブルゴーニュに相通じるところがある

そして、さらに時間が経つと、元に戻り柑橘系が支配的に

味のほうは、ドメーヌで試飲したときとちょっとイメージが異なりビックリ
甘口を避けてチョイスしたはずなのに、意外と甘い
正確に言うと、口に含むとまず舌の先で辛みというか、ピリッとしたものを感じる
さらにワインが口の奥に行くと、口の中を甘みがズシリと覆い、口の奥で再びピリ
で、余韻が長い

これまで香りは甘いけど飲み口辛口、というのがアルザスで多かったんだけど、これは甘辛というか香りに忠実な飲み口とでも言うのでしょうか

しかし、重厚感はこれまで飲んだアルザスの中ではピカイチ

ちょっと不安はあったんだけど、クスクスともまずまずの相性
これまで、スパイス系の食事にはコート・ドュ・ローヌを合わせてきたんだけど、新しい組合せの発見

加えて、オリーブオイル+レモンのサラダにもよく合っていた

ちょっと甘いのが玉にきずだけど、重厚感溢れる美味しいワインでした

もう一つの玉にきずは、アルザスにしては高めのその値段かな
でもそれを補って余りある香り&味わいでした


購入価格:24ユーロ
アルザス白

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