2010年4月24日
娘達の春休み(イースター休暇)もこの週末で終了
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ピーカンの予報ということもあり、掘り出し物のGIENのお皿を探しに旅へ
当然お昼を挟むわけで、毎度のようにミシュランで昼食をとるレストランの当たりをつける
ジアンのお皿を使ったお店ということで紹介されていたLa Poulardeをチョイス
ロアール側に面して居を構えるLoge所属のホテルレストランだった
内装はこんな感じで落ち着いている
前菜その1
仔牛の首と牛の足のテリーヌ
コンビーフに近い味わい
多分かなり長い時間をかけて素材となる肉を煮込んでいるんだろうな、フォークでもぽろぽろ分けられるほど軟らかく煮られた肉が寄せられている
前菜2
お品書きに書かれていた前菜スープ・ド・ポワソンがなかったようで、その代わりに設定されていたのがこのエスカルゴ
ソース煮味があまりない(良く書けばあっさり仕上げられている)んで、食べたときのインパクトは非常に弱い
加えて、エスカルゴの下準備が十分出来ていないんだろう、土臭いというか嫌みなクセがある味
前菜3
下の娘が主菜だけを注文したので、手持ちぶさたにならないようにと栗のクレームブリュレが出された
こういう気配りは嬉しいな
私は栗だけと感じたんだけど、家族はレバーをすり下ろしたものも入っていると主張
主菜1
豚ヒレ肉のロースト
ソースは美味しかったんだけど、ヒレ肉にしてはちょっと硬かった
肉そのものが今ひとつなのか、火入れの方法が悪いのかどちらなんだろう
ちょいガッカリ
主菜2
単品で頼んだ、仔牛の腎臓(rognon;ロニュオン)の煮込み
ソースはそれなりに美味しかった
んが、エスカルゴ同様下準備が悪いんだろうな、アンモニア臭が出てる
娘は文句を言わずに食べてたけど、ちょっといただけない
主菜3
サーモンのロースト
ソースがかかってるんだけど、上品すぎるのか味があまり感じられない
サーモンそのものは、家でも出来るという感じ
そもそも、サーモンの質なのか、川臭さというか草臭さが感じられる
デザート1
イル・フロタント 抹茶風味カスタードソース
抹茶風味のカスタードソースは意表を突かれた
デザート2
塩キャラメルとブルターニュのサブレ
変に「塩!」という感じがせずになかなかの美味
これまで、遠くの街に行ってミシュラン掲載の店に行って、外したと感じたのは今回が初めて
ミシュラン掲載という期待感と現実のギャップだけではなくて、絶対値としてエスカルゴとrognonはいただけなかった(特にrognonは下処理が悪いとアンモニア臭が出てしまうので有名な食材)
店の雰囲気は悪くなかったので、なおさら残念
もう行くことはないでしょう
La Poularde
フランス(ジアン)
13, quai de Nice 45500 GIEN
02-3867-6505