2010年1月30日
奥さんの誕生日祝いの食事として、チョイスされたミシュランは☆のレストラン
昼食&リヨン市内の星付きレストランに行きたいとかで、Nicloas Le Becと競り合っていたけど、最終的に自宅から最も近いここに決定
リヨンの星付きレストランとしては、もっとも老舗の一つに数えられる店だけに店内の雰囲気は非常に落ち着いている
前回の駐在時に公私合わせて3回来てるんで、4回目の訪問だけど内装は全く変わっていない
注文を決めている最中にマダム オルシーが各テーブルに挨拶に来る
子供達は子供メニューから
大人はCoeur de Roseというコースからチョイス
まずはアミューズ
スモークサーモンのショウガ和え
名前そのまま、スモークサーモンにショウガを和えてある
ショウガのおかげか、スモークサーモンを食べた後に良く口の中に残る生臭さ(良いスモークサーモンでも少ないながら)と脂っぽさが弱まっている
前菜1
フォアグラのラビオリ
トリュフ和え
この店の看板料理らしい
美味ではあったけど、フォアグラがパテだったので、本体以外は溶け出してしまって結構脂っぽさを強く感じたかな
トリュフは変な土臭さが無くて美味しかった
前菜2
ホタテのカルパッチョ
トリュフ和え
ホタテがカルパッチョにしては厚めにスライスされていて、適度な歯ごたえがありグッド
トリュフは同じくクセが無く美味しかった
前菜3(子供)
ブルゴーニュ風エスカルゴ
殻ではなく、小さな器に入っている
表面にパン粉を振ってそれをオーブンで焼いている
パン粉のおかげだろうか、脂っぽっぽさがかなり押さえられている
前菜4(子供)
フォアグラのパテ
普通のフォアグラよりもさっぱりしていて食べやすかった
とっても美味
メイン1
オマールエビのグラタン
美味しかったんだけど、量的にはちょっと多め
付け合わせのリゾットは、固すぎず柔らかくなくの良い火入れ加減で味がしみこんでいてとても美味しかった
メイン2
天然鱸のグリル
天然ゆえか、普段食べる鱸よりも美味しく感じた
ただ、鱸に火を入れるとしようがないのかもしれないけど、ちょっとパサパサ感があった
もう気持ち火を入れる時間を抑えると、ジューシーさが残るんじゃないかなぁ
メイン3(子供)
牛ヒレ肉のステーキ
焼き具合はミディアムにしたんだけど、非常にジューシーかつ柔らかい
子供に食べさせるにはもったいないくらいの美味しさ
大人が、魚介中心のチョイスだったので、ワインはDomaine LeflaiveのPuligny-Montrachet 2006を奮発
爽やか&ミネラル感豊かな美味しいワインだった
香りは樽香、ほのかな蜜香がする。2006年ヴィンテージ、ちょい冷えすぎということもあって、グラスに注いで温度を上げ&時間をおかないと香りが弱すぎる感じ
チーズ
フォマージュ・ブラン・ナチュール
チーズ
フォマージュ・ブラン・蜂蜜合わせ
チーズ
フォマージュ・ブラン・生クリーム合わせ
チーズ
サン・マルセラン
この時点で、お腹は結構一杯の状態
口直し
アーモンドのムースにマンゴークリーム合わせ
杏仁豆腐にマンゴーを合わせているような味わい
デザート1
プラリネのムースと洋梨のアイス
アイス、洋梨から白い&さっぱりした味を予想していたんだけど、何か混ぜていたんだろうかちょっと薬っぽい味を感じた
デザート2
クレープ
オレンジの味が効いてて美味
ちょっと甘みが強かったかな
デザート3(子供)
ライチのムースとパッションフルーツのシャーベット
一言、美味しかった
サービスはフレンドリー過ぎず、かといってかしこまり過ぎてもいず、個人的にはとても好感を持てた
一緒に行った子供達に対する気遣いもよかったし
(子供達がトイレに行ったとき、オルシー夫妻に呼び止められ色々話し込んでいたらしい)
料理も美味しかったし
あっという間の3時間でした(3時間をあまり感じさせないサービス、十分星付きを感じさせます)
一つだけ難を言うとしたら、籐で作られた椅子、最後の方にはお尻が痛くなったんで、改善した方がいいかもしれません
Pierre Orsi
3, place Kléber 69006 Lyon
04-7889-5768